信州の観光や物産をPRしようと、長野県がドイツとフランスで阿部守一知事によるトップセールスを行います。
長野県によりますと、11月2日にドイツの在フランクフルト日本国総領事公邸で、長野県の観光の魅力を発信するプレゼンテーションを行います。
その後、長野県産品を使った料理や日本酒を提供して「長野の食」をPRし、そば打ちも実演するということです。
3日には、フランス・パリの「LE ROCH HOTEL & SPA」で「食」を切り口にした長野県の魅力をプレゼンします。
プレゼンでは県が信州の食材の分析を依頼した分子ガストロノミー学者のラファエル・オモンさんが分析結果を公表。
分析結果を基に開発された長野県産のみそ、寒天、ワサビを使った特別メニューを提供するということです。
パリ・サクレー大学教授のラファエル・オモンさんは、食材の味や舌触りなどを科学的に分析し料理に生かす学問「分子ガストロノミー」の第一人者で、10月上旬、長野県内の産地を巡り、ワサビ農場などを視察。
「ワサビの味は辛さだけではない。今後ワサビを使った新しいレシピができる可能性があると思う」と話していました。
県は、パリでのレセプションで、ラファエルさんの協力を得ながら、長野県の魅力を現地のバイヤーや観光事業者、メディアに発信したいとしています。














