タクシー運転手のなり手不足の一因となっている「地理試験」について、斉藤国土交通大臣は「廃止も含めて早急に検討したい」と述べましたが、石川デジタル副大臣も「時代に即した方がいい」と試験廃止に前向きな考えを示しました。
きょうの衆議院予算委員会では、タクシーの営業地域の地名や道路の名前などを問う「地理試験」の難易度が高すぎてドライバーが増えない問題が取り上げられました。
自民党 小泉進次郎 元環境大臣
「我々が運転手さんを御案内するような機会が増えているにもかかわらず、地理試験、本当にこれからもやり続けるんでしょうか」
斉藤鉄夫 国土交通大臣
「地理試験のあり方について、限定せず、廃止も含めて、早急に検討させていただきたいと思います」
この「地理試験」について、東京都内のイベントに出席した石川昭政デジタル副大臣は、「(地理試験は)カーナビが無い時代の試験で、今の時代に即した方がいい」と試験の廃止に前向きな考えを示しました。
そのうえで、「地方の足の確保という意味で、すぐに(規制改革を)やらなければいけない地域もある」「河野大臣と時間をかけずに取り組みたい」などと語りました。
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