

記者: 「徐々に伐採が進んでいますね」
柳原さん:「寂しいね、毎年おいしいってみなさん喜んでいてくれたから、あんたのところの柿は特別おいしいんだってうまいこと言ってくれて。(柿の木は)家族みたいなものだったから」
40年間、毎年欠かさず手入れを続けてきた柿の木。しかし、命には代えられないという思いから、苦渋の決断でした。
作業すること1時間半…。
家の屋根ほどの高さがあった柿の木2本がきれいに切り落とされました。伐採された木は柳原さんが処分しなければいけませんが、燃えるゴミに出せる小さなサイズにまで整えてもらうことができます。

柳原秀雄さん:「すっきりしました、決断はすごく悩みましたけど、特にことしは特別だもんね」
富山県では10月に入って、27日まででクマの出没情報が217件。前年同期比の10倍となっています。行楽地での出没も増えていることから、週末など外出を楽しむ方は十分、警戒してください。