来年のパリ五輪に向けてさらなる飛躍を誓いました。ベルギーで行われた体操の世界選手権で金・銀2つのメダルを獲得した南一輝選手が27日、住まいのある滝沢市に凱旋しました。

南選手は所属するエムズスポーツクラブの松村俊輔代表、村上遼青コーチとともに滝沢市役所を訪れ、武田哲市長らの拍手で出迎えられました。南選手は先月から今月にかけてベルギーで行われた体操の世界選手権の男子団体総合で「ゆか」と「跳馬(ちょうば)」に出場し、日本の8年ぶりの金メダルに貢献しました。さらに個人でも種目別の「ゆか」で銀メダルに輝きました。

(南一輝選手)
「(ゆかの)最後の後方3回ひねりの着地が止まらずにメダルの色が変わったと思っている」「着地をより強化していきたい」

南選手は、来年2月から3月にかけて行われるワールドカップに出場しその後パリ五輪の国内選考会に臨む予定です。

(南一輝選手)
「パリオリンピックで団体金と種目別ゆかの金メダル、跳馬もメダルを持って帰りたい」

南選手は28日と29日の2日間、雫石町で行われる体操教室で子どもたちに指導する予定です。