コロナ禍で途絶えていた「おさがり」の輪を広げようと、長野市で使わなくなった衣類やおもちゃのバザーが行われました。

YOU&ME(ゆめ)バザーは長野市篠ノ井地区の住民でつくる実行委員会が初めて企画したもので、会場はオープン直後から小さな子どもを連れた母親などでにぎわいました。
子どもの衣類を中心に、ぬいぐるみ、おもちゃ、チャイルドシートなどなど。

回覧板などで呼びかけて集まった「おさがり」はおよそ2000点。
値段はすべて500円以下です。
これから欠かせない冬物の衣類も並び、子育て中の家庭は大助かりです。

お母さん:「子どもはすぐに大きくなっちゃうので、どんどんサイズが変わっていって買い直し買い直しで…すごく助かります」
実行委員会代表 近藤英恵さん:
「コロナ前はおさがり交換会など気軽にできたものが、5年間で本当にできなくなってしまい、おさがりができない、誰にあげていいかわからないというものがたまった状態でした。それが次の人に渡るというのが、とても喜ばしく思います」
バザーで売れなかった衣類やおもちゃは、国内や開発途上国の支援団体に送るということで、今回の売り上げ金は全額、その送料に充てられます。














