手塩にかけて育て、ようやく実った果実を盗難から守ります。リンゴの盗難が続く岩手県二戸市で25日、警戒パトロールが始まりました。
25日は二戸警察署で二戸市の職員や果樹生産者、市内で地域の見守り活動を行っている人たちなど18人が参加してパトロールの出発式が行われました。
二戸市では9月から10月初旬にかけてリンゴが盗まれる被害が相次いでいます。「つがる」や「シナノゴールド」など合わせて850個が盗難に遭っていて、その後も被害は続いています。
(JA新いわて 二戸地域果樹生産部会 工藤一樹 部会長)
「ようやく収穫を迎える段階でこのような事件があって残念に思っています。我々生産者も夜、見回りをしたり地域の皆さんにお声掛けをしてこれ以上被害が出ないよう気を付けていきたいと思います」
岩手県内でのリンゴの大量盗難は、過去にもありました。3年前の2020年、紫波町の果樹園で、収穫直前のリンゴ、シナノゴールドおよそ6000個、120万円相当が盗まれました。
現場には高い場所のリンゴを取ろうとして枝が折られた跡や、収穫用のコンテナを逆さにして踏み台に使った跡など強引な犯行の痕跡が残されていました。
25日は夕暮れが迫る中、青色回転灯をつけたそれぞれの団体の車両が合同でパトロールを行いました。
パトロールは11月末までそれぞれの団体がエリアごとに実施し、ようやく育ったリンゴを卑劣な犯罪から守ります。
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