インフルエンザの流行が急速に拡大していることを受け、長野県は25日『インフルエンザ注意報』を出しました。

10月22日までの1週間のインフルエンザの感染者数は、1医療機関あたり14.73人で、前の週から倍近く(+7.2人)に増え、5週連続の増加となりました。

県は、注意報の基準値となる10人を上回ったことから、25日『インフルエンザ注意報』を発表しました。

保健所別で最も感染者が多かったのは上田保健所管内で、1医療機関あたり47.25人と、前の週より20人以上増加し、警報の基準値30人を超えています。

そのほか、北信や伊那など4つの保健所管内の感染者が注意報レベルになっています。

また、22日までの1週間で、保育所から高校までの13施設で学年閉鎖、26施設で学級閉鎖となりました。

一方、新型コロナは、1医療機関あたり5.17人と、7週連続で減少しています。