増加する「還付金詐欺」の被害を防ごうと、警察が啓発活動を行っています。

長野県警岡谷警察署では、きょう25日から一斉に訪問活動を行っています。

被害防止を呼びかけるチラシやメモ帳を渡し、「留守番電話の活用や、番号を確認してから出て」などと注意事項を伝えました。

「還付金詐欺」は、市役所の職員などを装い、税金や保険料の払い戻しがあるとうそをつき、ATMを操作させて現金を振り込ませる詐欺の手口。

県内では今年(2023年)1月から9月までに前年の4倍以上の26件の被害が発生していて、被害者の9割が60代だということです。

岡谷警察署は、特に被害の多い60代の女性が住む市内の500戸余りへ、こうした訪問を行う予定です。