九州の屋根といわれる大分県竹田市のくじゅう連山のふもとで、世界ギネス記録更新を目指し4000メートルの流しそうめんに挑戦するプロジェクトが開催されました。世界一を町おこしにつなげようと奮闘する仕掛け人を取材しました。

世界記録達成へのプロジェクトは夏スタート

今年8月、流しそうめんに使う竹の伐採が始まりました。

(学生ボランティア)「節が1本あたり15から20くらいある。1200本あるからそうめんが1本も引っかからないように」

伐採した竹は1200本。地域の住民や学生ボランティアが近くの中学校跡地に集まり、竹の節を削り、足場やレーンなどを作っていきます。

今回、世界一長い流しそうめんを仕掛けたのが安倍美緒さんです。

(たけたんドリーム実行委員会・安倍美緒代表)「竹田市の子どもたちに夢を追いかけてほしいですし、自分たちの住む街を自慢に思ってもらって竹田市をもっと大好きになってほしい」

これまでの世界最長記録は長野県高森町が持つ3515.42メートル。今回の挑戦ではくじゅう連山のふもとにある牧草地をスタート。県道阿蘇くじゅう公園線の下り道を活用するおよそ4000メートルで記録更新を目指します。

コースはくじゅう連山の南東側のふもと

21日午前10時、いよいよ世界一への挑戦がスタート。ルールに則り、一掴み分のそうめんを流します。