長野県内で今年(2023年)発生した「電話でお金詐欺」の被害額は、既に4億6000万円余りに達し、件数、金額ともに去年を上回っています。

長野県警によりますと、今年認知した「電話でお金詐欺」は、先月(9月)末までに150件、被害額は4億6245万円余りで、去年の同じ時期と比べて15件、6300万円余り増加しました。

「有料サイトの料金が未払い」などとかたる「架空料金請求詐欺」が50件、1億7800万円余りと最も多く、中には被害額が1件で5680万円にのぼったケースもありました。

税金の還付を装って金を振り込ませる手口も増えていて、警察が注意を呼びかけています。