再編統合の『反対派』からは怒りの声 『賛成派』も十分な説明を要望

 そして10月22日に初めて行われた、市長と市民が直接対話する意見交換会。再編統合に反対する市民からは怒りの声が上がりました。

 (反対派の市民)「投票した市民が望んでいるのは会議ではありません。公約実行です」
 (反対派の市民)「まず白紙撤回を撤回するのか撤回しないのか、ここを明確にしてほしい。もし白紙撤回を撤回するような話になるんやったら、選挙やり直してくださいよ。当然でしょ」
 (田村克也市長)「白紙撤回を…まあ、いわゆる公約は『地域医療の充実化』でありますということのプロセスで、白紙撤回を公約に掲げた内容については別に私は言っていないというつもりはございません」

 市長は、「地域医療の充実化が公約であり、カッコ書きにした『白紙撤回』はあくまでプロセスである」と弁明しました。

 (田村克也市長)「白紙撤回が最終目標ではありませんという話をしたとおり、地域医療の充実化のプロセスでの白紙撤回というところを、それは公約を変えたということですか?私が。白紙撤回の撤回をしたということをおっしゃっているんですか?私が?ちょっと理解できないんですけど…」
 (反対派の市民)「市長の言っていることも理解できないです」

 一方、病院の統合に賛成する市民からも十分な説明を求める声があがりました。

 (賛成派の市民)「白紙撤回で完全にやり直しということはできないだろうと思いますし、多くの市民が納得できる説明をもういっぺんきちんとしてもらって」
 (賛成派の市民)「方針転換はその都度、思っていること考えていることは皆に伝えてほしいし、もし謝るべきことがあればごめんねって謝ったらええと思うし、ちゃんと知らせてください」