総理大臣も務めた立憲民主党の菅直人衆院議員が、次の衆院選で自身の選挙区の東京18区から立候補しない意向を固めたことがわかりました。

菅元総理はすでに次期衆院選に立候補しない可能性を示唆していましたが、複数の関係者によりますと、東京18区から立候補しない意向を固めたということです。

後継には、菅氏に近い松下玲子武蔵野市長を推す方向で調整が進んでいるということです。

一方、菅氏が政界を引退するかはわからないということです。

立憲民主党の泉代表は、菅氏と電話で意見交換したことをSNSに投稿、泉氏によりますと、菅氏は「かねてから世代交代を言っていた。若い世代に期待している」と語ったということです。

東京18区には、自民党の福田かおる氏のほか、共産党の樋口亮氏、参政党の徳永由紀子氏の立候補が決まっています。