化石燃料を使わずに水素などを製造する装置の工場が、周南市の総合化学メーカー・トクヤマに完成し、しゅんこう式がありました。
「見事に竣工しました。おめでとうございます」
トクヤマの先進技術事業化センター内に建設されたのは、アルカリ水電解槽などを製作・開発する工場で、広さはおよそ5400平方メートルです。アルカリ水電解槽は、アルカリ水溶液に電気を加えることで、水素など製造するものです。
電気は風力や水力など再生可能エネルギーで作られているため、二酸化炭素を排出しないエネルギーと期待されています。しゅんこう式には関係者70人が出席し、工場内を見学しました。
株式会社トクヤマ 横田浩社長
「水素の発生装置としての電解槽が重要なポイントになってきますのでわれわれとしては積極的に参加して水素の安価な製造に貢献していきたいと考えております」
工場は来月から稼働する予定です。














