猛暑や少雨など夏の異常気象の影響なのでしょうか。
長野市では桜の木に、ある異変が起こっています。
中村記者:
「長野市内の公園、木々が色づき始めていますが、桜の木には葉っぱがありません」
長野市の川中島古戦場史跡公園。
異変は、園内に植えられているおよそ100本のソメイヨシノに起こっていました。

いつもなら黄色や赤に紅葉する時期ですが、なんと枝には、葉がほとんど付いていません。
根元を見ると、茶色い枯葉が…
理由を樹木医の酒井光(ひかる)さんに聞いてみました。

樹木医 酒井光さん:
「人間にとっても非常に暑い夏だったんですが、桜にとっても非常に負担がありまして、本来であればまだ葉っぱを付けている時期なんですけど、葉っぱを付けてられないよーってくらい疲れちゃった、夏バテみたいな感じで」
夏バテ!?
桜は枯れてしまったのか…。と思いきや・・・
樹木医 酒井光さん:
「枯れてはいないです!」
「自分を守るために葉っぱを自分で落とした。いわゆる自己防衛みたいな形で葉っぱが今ないという状態です」