姉「気付いてあげられず、ごめん」そして、被告が殺した子につけた名前は

「話をしてあげたり、聞いたりしてあげるべきだったと思う」
「小さい時から物静かだったのに、なんでこんなこと…という気持ち。気付いてあげられず、ごめんと話した」

その上で姉は、殺された子どもにA女被告(当時)が、名前を付けて戸籍を届け出たこと、納骨をすませたこと、また、自身も保釈中のA女被告(当時)の面倒を見ていたこと、精神科への通院に付き添っていることなどを明かした。

そして、今後について問われると
「交際相手の森さんは、A女被告(当時)が出てくるまで待つと言っていた」
「もし、森さんが待てなかったとしても、私がA女被告(当時)を支えます」

【中編】では、証言台に立ったA女被告(当時)は何を語ったかについて振り返る。
以前にも“マッチングアプリ”で知り合った別人と避妊せず妊娠…中絶のお金なく、誰にも相談せず…

裁判所の判決は、【後編】をご覧ください。
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