飯田市は、2021年から休業が続く温泉施設の再開に向け、整備費用の一部をまかなうための寄付金の受け付けを始めました。

飯田市南信濃の温泉施設「かぐらの湯」。


年間6万人以上が利用していましたが、源泉をくみ上げるポンプが交換作業中に落下して源泉を供給できなくなり、2021年から休業しています。


再開に向けて市は、新たな源泉の掘削やポンプの設置などの工事費2億2000万円のうち、2000万円をふるさと納税の仕組みを利用した寄付金でまかなう方針で、16日から募集を始めました。

「かぐらの湯」の再開は2025年秋の予定で、飯田市の佐藤市長は「三遠南信自動車道の開通を見据えた遠山郷の観光の目玉」と位置付けています。