年末に期限を迎えるガソリン補助金をめぐり、西村経済産業大臣は「当面継続をしていく必要がある」との考えを示しました。

西村経済産業大臣
「ガソリン価格は過去最高の水準になっていて、非常に大きな影響があるということで、負担軽減に向けた取り組み、これは当面継続をしていく必要がある」

西村大臣は20日の閣議の後の会見でこのように述べ、緊迫する中東情勢で燃料価格が上昇傾向にあることや、需要の増える冬を迎えることを踏まえ、「電気・ガス料金も含めて負担軽減策は継続していく必要がある」と話しました。

一方、ガソリン補助金には巨額の予算を計上していることに加え、脱炭素も進めなければならないことから、「永遠に続けるわけにもいかない。出口もしっかり見据える」とも述べています。