(大石邦彦アンカーマン)
「その人とご自身はどういう関係だったんですか?」
(10代の女性)
「もともとは同意の上でお付き合いしていたんですけど、1か月くらい経ってから様子がおかしくなっていって…」

三重県内に住む10代の女性。
交際相手からの暴力、いわゆる“デートDV”の実態を訴えます。

(10代の女性)
「公園とかに遊びに行ったときに、トイレの壁のあたりに連れて行かれて、脱がされて、触られたりして…」

被害を受けたのは、まだ去年のこと。
相手は、当時交際していた高校の同級生の男子生徒。
初めは「優しくて面白い」と思っていましたが、その後、嫌がる彼女に繰り返し性行為を強要するようになったといいます。
(大石アンカーマン)
「『嫌だ。やめてください』というような拒否はしたんでしょうか?」

(10代の女性)
「最初は『嫌だからやめて』っていう感じで言ってたんですけど、日に日に怖い気持ちが増してきて…」

「頻繁に力比べみたいなことをされていて、『お前は力が弱い。俺は力があるんだぞ』と頻繁に言われたりとかもしていたので、何かあったら殺されるんじゃないかとか、そういう恐怖もあって、だんだん『やめて』と言えなくなって、従ってしまった」

