バスの横転事故を想定した大がかりな訓練のニュースです。
バスが横転した際、通報から医療活動までの流れを確認する訓練が、宮崎市で行われました。

大型バスの下敷きになった乗用車。
19日、宮崎市でバスの横転事故を想定した訓練が行われました。

訓練には、宮崎市消防局や宮崎交通など4つの関係機関からあわせて88人が参加。
まず、消防隊員や医師らが救助活動にあたりました。

(宮崎交通 田代景三取締役)
「きょうのような状況だと、けがをされているお客さまが車内に取り残されている状況なので、より繊細な作業が必要」

このあと、レッカー車を使ってバスを引き上げる訓練を行いました。

(宮崎市消防局 串間重幸警防課長)
「複数の機関で、合同で災害対応していくということになると、非常に情報の統制やどういった活動をしていくかが難しくなる。そういったところは今回の訓練で確認できた」

参加者たちは、通報から医療活動までの一連の対応を確認し、連携強化を図っていました。