おにぎりを通して宮城米をより知ってもらおうという料理教室が開かれました。おにぎりを見て、食べて、そして写真に撮って参加者は楽しんでいました。

青葉区のエル・パーク仙台で開かれた教室には、県内から18人が参加しました。はじめにひとめぼれなど宮城米4品種を食べ比べて味や食感の特徴を学んだあと、笹かまや肉みそなどそれぞれの米にあった具材でおにぎりを作りました。

さらにSNS投稿を楽しむための映える撮り方のコツを教わりました。

映えるコツとしては、おにぎりの下にササの葉を敷くことや、周りにキクの花を散らす、また、写真の画角の中に季節の花を入れたりすると良いということでした。

早速、参加者はスマートフォンで完成したおにぎりを撮影しました。

このイベントは米に関心をもってもらう取り組み「おにぎりアクション」の一貫として企画されたもので、写真に#宮城米でおにぎり、#OnigiriAction(おにぎりアクション)をつけてSNSに投稿すると、協賛企業の寄付でアフリカやアジアの子どもたちに給食が届く仕組みになっています。

参加者:
「(Q味はいかがですか)手作りのおにぎりは最高のお味です。それぞれのお米のうまみが改めて感じられて、全部にあわせた具材がマッチしておいしいと思います」
「普段インスタグラムとかをやっているので分かっているつもりではいたのですが、改めてちゃんと教えてもらえると全然違うので、さっそく活用してみようと思いました」

主催団体は今後もSNSでの発信を続け、「おにぎりアクション」を盛り上げていきたいとしています。

これまでに150万枚の写真が投稿され、アフリカなどの子どもたちに836万食が届けられたということです。