仙台市の繁華街で常習的に客引き行為をしたとして客引きグループ8人が逮捕されました。これに合わせ警察はグループの関係先とみられる店舗を家宅捜索しました。
迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、実行役で仙台市青葉区郷六の無職の男(25)、指示役で愛知県豊明市の職業不詳の男(36)ら客引きグループ8人です。
警察によりますと8人は共謀して今年5月14日から7月18日にかけ、仙台市青葉区国分町2丁目の路上で常習的に客引き行為をした疑いが持たれています。
警察は、1日夜から2日未明にかけ、青葉区国分町にあるグループの関係先とみられるガールズバーなど複数の店舗を家宅捜索しました。
警察は捜査に支障が出るとして8人の認否を明らかにしていませんが、このグループは匿名・流動型犯罪グループ=「トクリュウ」とみられていて、警察は押収した従業員名簿や手提げ金庫などを調べ、グループの実態解明を進める方針です。