長野県内はインフルエンザの流行期に入っていて、病院には例年よりも早いペースで予防接種を希望する人が訪れています。

「チクっとしますね…はい」

長野市の宮沢(みやざわ)医院には、1日におよそ40人が、インフルエンザの予防接種に訪れています。

例年だと11月ごろが接種のピークだといいますが、2023年は…

宮沢医院・宮澤政彦(みやざわまさひこ)院長:
「今年は10月初めから大勢の方がワクチンを受けていますね。特に高齢者が非常に多く受けています」

例年より流行期に入るのが早く、早い時期から接種希望者が増えたといいます。

宮澤院長:
「インフルエンザは真冬、寒くなってから流行するのが普通なんですけど、今年は9月の終わりごろから学校閉鎖が始まるような、非常に早い時期からインフルエンザが流行っています」

背景には、新型コロナが5類に移行し感染対策が緩んだことや、増加した海外からの観光客によるウイルスの持ち込みなどが挙げられるといいます。

宮澤政彦院長は、積極的に予防接種を受けることを呼びかけています。

宮澤院長:
「すでに早い時期から流行っているのですが、これからますますインフルエンザが流行ってくると今年は予想されています。インフルエンザを防ぐにはやはりワクチンを打つのが最大の予防になりますので、早いうちにワクチンを打つことをお勧めします」