「水もない。食料もない」 空爆とみられる爆発で封鎖される検問所

17日朝も爆発と黒煙が確認されたパレスチナ自治区・ガザ。
ガザの住人たち
「外に運び出せ!」
南部の街ハンユニスでは、夜間の空爆で家屋などが倒壊し、朝から救助活動が続けられました。
ガザでは、外部からの物資の供給も断たれていて、“人道危機”は日に日に深刻さを増しています。
ガザの女性
「水もない。食料もない。パン屋に並んでも手に入らない」

エジプト境界にあるラファ検問所。
16日には、ここから支援物資が運び込まれるとの見方も出ていましたが、未だ実現していません。
17日未明には、援助物資を積んだ複数のトラックがエジプトを出発しましたが、ラファでは空爆とみられる爆発も起きていて、検問所が開くめどは立っていないと言います。

泣いている子ども
「パパ…パパ…」
泣いている子ども
「家は全部壊され、みんな死んじゃった」
国連機関の職員で、避難者の受け入れや、ガザへの物資の輸送などを担う清田さんは…

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)清田明宏 保健局長
「ラファとの国境が開かないということで、みんな追い返されて」
ラファ検問所が開かず、今はエジプト国内で待機を続けています。

清田明宏 保健局長
「内部から聞いている話はとにかく今、燃料がないので、何とか燃料を入れたいと。国連機関もガザ北部に倉庫があって、燃料や医薬品が在庫で置いてあったが、危険なので避難した」

外から物資が運べないだけでなく、イスラエルが南部への退避を呼び掛けたことで、多くの物資や薬が北部に残ったままに。
物資が行き届かず、ガザに取り残された市民の犠牲は、さらに広がると懸念します。
清田明宏 保健局長
「救える命も救えなくなる。人道回廊が開くということは、物資が入って、物質的な援助になりますし、(ガザ市民にとって)国際社会が見捨てていないという希望。明るい兆しになりますので」














