いよいよ本格的な紅葉シーズンを迎えますが、長野県内の現状と、この先の見通しなどをSBCニュースワイドの気象予報士、坂下悠乃さんに聞きます。

古畑キャスター:
猛暑の影響なども心配されていますが、今年は各地で紅葉の進み具合に差があるようですね。


坂下気象予報士:
そうですね。紅葉が始まるのに必要となってくる条件というのは、「最低気温8度以下」なんです。

先週の気温を見てみると、しっかりと冷え込んだ場所では、例年通りに見頃を迎えているようです。

長野県内の現在の紅葉状況をみると色づき始めが多く、だいたい1週間ほど遅れているところもあるようです。


今が見頃なのは、標高1500メートル前後のエリアが中心で、例えば上高地や志賀高原、湯の丸高原、白馬岩岳、白樺高原など。

一方で色づき始めは、標高1000メートル前後のエリアで、奥裾花自然園、高瀬渓谷、松原湖、開田高原、入笠山、そしてもみじ湖なども色付きが始まっています。

ただ、18日と19日は秋晴れで冷え込みが予想されますので紅葉が進みそうです。


各地の予想最低気温も8度以下となるところが多くなっています。

一気に色づきが進むのは、5度から6度と言われていて今現在、色付き始めの所も週末には見頃となるところが多そうです。