奄美空港は小さい空港で、大型機が着陸できません。航空評論家の小林宏之さんによると「主要都市の空港に比べると、奄美空港は滑走路が短い」ということでした。

ちなみに、事前予約した際、相撲選手らが多数搭乗することは申告してあったそうですが、臨時便への搭乗のお願いは、当日のチェックイン時に行われたということです。

「本来であればもっと早く臨時便・機体変更など対応可能だったはず」と小林さんは指摘しています。

JAL広報によると「社内で連携がとれず、情報が止まってしまった」ということで、本来であれば日本航空も対応がいろいろできたということです。

若新雄純 慶応大学特任准教授:
日本の公共交通機関はとにかく事故が少ないですよね。それはわずかな確率でも、規定を超えるならやめておこうという判断があって、黙って飛ばそうとしなかったところは評価できるんじゃないですか。今まで、上司に叱られたくなくて若干オーバーだけど飛ばしちゃおうって、それが事故の原因だったりしたこともあったわけですから、そこは行ってよかった気がしますね。

体の大きい人 2席とっても1.8人分の料金で済む場合も

良原安美キャスター:
では、体が大きい方の飛行機の乗り方の一例を紹介します。

JAL広報によると「体が大きなお客様は1人で2席分の予約をすることも可能」だそうです。料金を2人分取られることもなく、羽田~伊丹間では約1.8人分の料金で乗ることができます。1席分=1万4570円にプラス1万1000円、2万6120円(※JAL特別旅客料金より)です。これは飛行機の距離によっても値段が変わるということでした。

日比麻音子キャスター:
旅行する機会が増えていますから、裏側を知っておくのもいいかもしれませんね。