防災拠点となっている宮崎県都城市の道の駅で、14日、災害時に利用できる木工品などを作るイベントが開かれました。

これは、木材に親しみを持ってもらおうと、都城地区木材青壮年会が開いたもので、会場となった都城市の道の駅NiQLLでは、木材を使った工作体験などが行われました。

道の駅NiQLLは災害時の防災拠点ともなっていて、今回は災害を想定した家具などが製作されました。

このうち照明スタンドは、災害時には形を変えベッドとなり、ベンチは更衣室として利用できるもので、いずれも都城工業高校インテリア科の生徒が考案しています。

(ベンチを考案した都城工業高校インテリア科1年・吉田紗彩さん)「出来栄えは最高でした。地域の人などを手助けできる作品ができて、うれしかった」

災害に対応した照明やベンチは、10月21日に都城市の市立図書館で展示されることになっています。