古着が野菜へ“循環” 回収した衣類を分別することなく粉砕・発酵し肥料に

山内キャスター:
まさに今、サイクルという言葉が出ましたが、古着から“野菜”へ循環しているものもあります。

一体どういうことかというと、千葉・木更津市にある「サーキュラー ファーム ラボ」では、不要になった衣類・生地を回収します。そして、衣類を粉砕。ここでボタンもファスナーもみんな粉砕し、特許を取った独自技術で発酵させます。発酵させることによって肥料になり、この肥料を農園で使用して、野菜を栽培する。こういう循環になっているということです。

日比麻音子キャスター:
一般の方の古着も受け付けているんですか?

山内キャスター:
こちら、どこの服を持ってきてもできるということでした。いくつかこういった企業あるようでしたよ。

日比キャスター:
やっぱりどうしても洋服を捨てるのってとても抵抗があって、思い出もありますし、まだ着られると思いつつも、大きなシミがあったり汚れがあったりして、どうしても着られない。ただ、この先、肥料になるかもしれない、壁になるかもしれないと思うと、前向きに捨てられる感じがしますね。

清水さん:
店舗に持っていったその先をイメージできるようになるので、どんどんこのサイクルは加速していきそうな気がしますね。

日比キャスター:
衣替えのタイミングですから、ものすごく助かります。いろいろ活用したいですね。