季節外れの流行となっています。沖縄県は12日にインフルエンザ警報を発表し、県民に対し手洗いやマスクの着用、予防接種などを呼びかけています。

県によりますと今月8日までの1週間に県内54か所の定点医療機関で確認されたインフルエンザ患者は1666人で、警報発表の基準となる1医療機関あたり30人を超えました。

そのため県は10月12日、ことし1月以来となるインフルエンザ警報を発表しました。

インフルエンザの流行により、休校や学年閉鎖なども相次いでいて、先週は1つの幼稚園と小中高校それぞれ1校ずつが休校となったほか、あわせて10校の小中高校で学年閉鎖が出ています。

県は県民に対し、食事の前や帰宅後には必ず手洗いをすることや、マスクの着用、インフルエンザの予防接種を受けるよう呼びかけています。