「数十年に1度しか花が咲かない」と言われるリュウゼツランが宜野湾市のホテルで開花し、関係者を驚かせています。
宜野湾市大山のホテル敷地内に植えられているのは、高さおよそ2メートルの多肉植物『リュウゼツラン』です。
枝の先からいくつもの小さな花が咲いているのが確認できます。
オープンしたおととし11月から育てられているもので、先月中旬花が徐々に開き始めると共に1日に3センチほど茎も伸びだしたということです。
ホテルの施設管理担当 丹羽悟さん
「自分も今までみたことないので、枯らさないように見守るだけですね」

中南米原産の『リュウゼツラン』は放射状に広がる葉が竜の舌を思わせることからこの名が付けられていて、数十年に1度だけ花を咲かせると言われることから“センチュリープランツ”、世紀の植物とも呼ばれています。
この「リュウゼツラン」にはまだいくつかのつぼみがあることから更に花が開くものとみられ、珍しい花はもうしばらく地域の人たちの目を楽しませてくれそうです。