「牛も涙を流すんです」牛が穏やかな余生を送る「老牛ホーム」とは？　肉用牛として出荷される乳牛を救いたい　牧場勤務の女性の挑戦…当初は批判も

わたなべ牧場　渡邊耕一郎会長
「多い時は160頭ぐらい飼ってました。送り出した牛は1000頭はくだらないと思います。」

わたなべ牧場を65年以上営んできた渡邊会長も、当初、計画には反対だったといいます。

わたなべ牧場　渡邊耕一郎会長
「この牛は最後までみてやろう、という気持ちで、亡くなるまでうちでみとったこともあります。ただ、経済的に成り立つかっていうと、成り立たないんです。」

それでも実行に移した理由は、朝倉さんの命への向き合い方にありました。