台風19号による千曲川の堤防決壊から4年となる13日、長野県内の各地で防災や災害の記憶を伝える集会などが開かれています。

堤防決壊で浸水被害を受けた長野市の長沼小学校では、台風災害の犠牲者に黙とうを捧げた後、防災について学ぶ授業が行われました。

2019年の台風19号災害では、前日から降り続いた雨による増水で千曲川の堤防が決壊するなどの被害が相次ぎ、県内では災害関連死を含め23人が犠牲となりました。

長沼小学校の防災授業では、地元の住民自治協議会の住田昌生(すみた・まさお)さんから災害への備えの大切さなどを教わり、児童は、真剣な表情で耳を傾けていました。