1人会派で新たなスタートを切ったベテラン
そして、自由民主党フォーラムは、渡辺博市議による1人会派。
渡辺市議はもともと、第一会派「自由民主党」に所属していました。10期目のベテランは、なぜ会派を離れたのでしょうか。
自由民主党フォーラム 渡辺博 市議:
「1人会派を選んだ理由は、基本的には市長と議会との距離感の問題。第一会派・自由民主党との二元代表制に対する姿勢が違った。与党野党をはっきりする=市長を応援した人は与党、野党は別という考え方は私は違うと。市長は与党野党の別なく市民の代表の提案や指摘にはきちんと答えてくれれば良いし、要望には答えていくべきだと思っている。1人会派で二元代表制の想定している議会と市長との適切な距離感を持っていくとこれこそ是々非々だと思っている。」

現職の中で最もキャリアの長い渡辺市議ですが「当選回数で議員の重さは変わらない。互いに有権者に選ばれた責任を同じ重さで議論を大いにすべき」と襟を正し、子育て政策やいじめ対策などに率先して取組みたいと決意を新たにしていました。
市議会の中で最も多い議席を持つ自由民主党。3会派それぞれのスタンスを主張しながら、どれだけ市民の声を市政に反映できるのか注目です。
※会派名と所属人数は次の通りです。
自由民主党(12)公明党仙台市議団(9)市民フォーラム仙台(9)日本共産党仙台市議団(6)せんだい自民・参政の会(6)立憲民主党仙台(5)仙台維新(5)心豊かな社会をつくる会(1)市民の会(1)自由民主党フォーラム(1)