31日午後に、宮城県柴田町や角田市で行われた海上保安部所属のヘリコプターの操縦訓練で機体から部品の一部が落下していたことがわかりました。

第二管区海上保安本部によりますと、31日午後2時頃から仙台空港を離陸し、宮城県柴田町や角田市上空で操縦訓練を行ったヘリコプター「おおるり4号」が、仙台空港に戻り点検を受けたところ、機体の後ろに取り付けられている救命無線機のアンテナの先端部分が無くなっていることが分かりました。

アンテナの先端部分は、長さ約35cm、直径約1.5mm、重さ約5gで棒状の金属製の部品です。訓練を行う前に機体に異常はありませんでした。

海上保安本部では、訓練中にアンテナの先端部分が折れて落下したと見て、原因を詳しく調べています。これまでのところ、落下による被害は確認されていません。