松野官房長官はイスラム組織ハマスによるイスラエル側への攻撃を「テロ攻撃」と指摘し、表現を変更した理由について、一般市民を標的とした「残虐な無差別攻撃である点を踏まえた」などと説明しました。

松野官房長官
「今般のハマス等のパレスチナ武装勢力による攻撃について、多数の一般市民を標的として、殺害や誘拐を行う残虐な無差別攻撃である点も踏まえ、今般、本事案を『テロ攻撃』と呼称することとしたところであります」

松野官房長官はこのように述べた上で、「罪のない一般市民に対する攻撃や誘拐は、どのような理由であれ正当化し得ないという立場で一貫している」と強調しました。

また、政府が指摘する「ハマスを含むパレスチナ武装勢力」について、松野官房長官はイスラム組織ハマスの他に「イスラム聖戦があると承知している」と述べました。