宮崎県内の農業生産者や販売業者などが連携し、新たな商品やサービスを生み出している取り組みに注目します。
それが「みやざきローカルフードプロジェクト」と呼ばれる事業で、今年3年目を迎えました。どのような成果が出ているのでしょうか。
多くの買い物客でにぎわう「みやざきサンクスマーケット」
多くの買い物客でにぎわうのは宮崎市の「宮交シティ」に去年1月オープンした「みやざきサンクスマーケット」。
(買い物客)「安くておいしい」「野菜が新鮮、お肉も安い」
買い物客の目当ての品は新鮮な野菜や肉など、県内の特産品です。


(宮交シティの親会社 「いちご」農業支援部長 田口沙緒理さん)
「綾町から届いたゴボウです。人気で、午前中で野菜がなくなってしまうこともあります」

この店舗は、宮交シティの直営となっていて、オープンのきっかけの一つは「みやざきローカルフードプロジェクト」への参加でした。
(宮交シティの親会社 「いちご」農業支援部長 田口沙緒理さん)
「私達もまさに『ローカルフードプロジェクト』でたくさんのおいしいものを作る事業者さんに出会い、こんなにも県内にたくさんの事業者の豊かな食があるということを知って、直営のこの宮崎サンクスマーケットをオープンするに至りました」


宮交シティでは、このプロジェクトをきっかけにして、先月には大阪のデパートで県産品を販売。
さらに、今年12月から2か月間、親会社のいちごが運営する神奈川県の商業施設でも県産品の販売を予定しています。

