NATO=北大西洋条約機構の国防相会合がベルギーで始まり、ストルテンベルグ事務総長はロシアによる侵攻が続くウクライナへの支援強化を強調しました。

NATOの国防相会合は11日、NATO本部があるベルギーの首都ブリュッセルで2日間の日程で始まり、ウクライナのウメロフ国防相も出席しました。

初日の会合後の記者会見でストルテンベルグ事務総長は、ロシアの侵攻が続くウクライナについて「再び困難な冬を乗り切るために支援をいっそう強化する」と強調しました。

ストルテンベルグ氏によりますと、ベルギーとデンマークがアメリカ製の戦闘機F16の供与を確認するなど、加盟国からの支援の申し出が相次いだということです。

12日の会合では、イスラエルとイスラム組織「ハマス」の衝突も議題になる見通しです。