宮崎県延岡市では、夏休みなどを利用して市の活性化策について調査を進めた高校生が、自らの調査結果を読谷山市長に提案しました。

提案したのは、延岡商業高校3年の鍋田琴花さんです。

鍋田さんは、去年、「総合的な探求の時間」を使い、延岡市の活性化について考えたのをきっかけに、友人とさらに調査を進め、提案をまとめてきました。

延岡市役所で行われた発表会では、読谷山市長らおよそ20人の市の職員を前に「空き家の活用を進めるため、譲る側や取得する側の経費を市が負担してはどうか」や、「お土産の紙袋のデザインを工夫して宣伝効果アップにつなげては」などと提案しました。

(延岡商業高校 鍋田琴花さん)
「(延岡市に)若い人が増えて元気な街になってくれるとうれしいです」

(延岡市 読谷山洋司市長)
「いろんな意味で本当にアイデアをもらったり、また自信をもらったりということで、大変ありがたい有意義な提案をいただいたと思っています」

延岡市では、今回の提案について、今後の政策に生かしたいとしています。