県議会の議員バッジ。引退などで職を失った場合返却の必要がありますがそのほとんどが戻ってきていません。
そんな中、過去44年間で唯一バッジを返却した元議員に話を聞きました。

熊本県議会の「議員バッジ」は議員に「貸し出す」物でその購入費用は税金で1個およそ3万2000円。引退や落選などの理由で職を失った場合は返却するように定められています。
1979年からこれまでに貸し出された「議員バッチ」はおよそ500個ですが、ルール通りに返却されているのは1個のみだということです。

なぜ返却しないのか元県議に取材すると…
「規程があることを知らなかった」
「4年使うとボロボロになり、返却が必要と思わなかった」
「議会事務局から要請を受けて返却しようと思っていた」

など「貸出し」であることの認識がない人が多くいました。
一方、過去44年間で唯一返却していたのが県議を2期務めた山本伸裕元県議です。

元県議会議員 山本伸裕さん「(当選後)この議員バッジは貸与ですと(事務局から)説明を受けて頂いておりました。『貸与』だから議員の資格を失ったら返さなければいけないなと思っていました」
事務局側から要請はなかったが自ら返却したといいます。山本さんはこの機会にルールの徹底を求めます。
山本さん「きちんと原則に立ち返って、ルール通りに運用していくと。議会の方も議員の方もお互いに徹底していくことが必要ではないか」

--バッジは返納されていれば、新たに作る必要がなので税金が使われずに済んだ?
答えとしては…
「返納されていても、任期ごとに新しいのを購入するため、返却してもしなくても支出は変わらない」
つまり『使いまわさない』そうです。















