子宮頸がん検診の受診率を高めようと、宮崎市では大学の構内で検診が行われました。

宮崎市では初となる大学での子宮頸がん検診。
これは、20代の子宮頸がん検診を定着化させようと宮崎市が行ったものです。

11日は、宮崎公立大学に検診バスが出張し、大学職員や学生を対象に子宮頸がん検診が行われました。

市では年度末までに21歳になる女性を対象に、検診の無料クーポンを送っていますが、昨年度は、およそ1800人の対象者のうち、受診したのは5.8%だったということです。

(宮崎市健康管理課 福元淳一課長)
「若い方がこういった機会で検診を受けてもらうことでがん検診に対する理解を深めてもらうできると思います。また、検診を受けることで定期的な検診につながると思いますので、多くの方にこういった機会を利用してもらいたいと考えています」

市では、宮崎大学や県立看護大学でもこうした検診を行うことにしています。