円安が止まりません。外国為替市場では一時、1ドル=136円台後半と24年ぶりの水準となりました。長引く円安は私たちの身近にある食材の値段にも大きな影響を及ぼしてています。

静岡市葵区にある「Food marche CHOHO」では、世界各国の調味料や食材を扱っています。珍しい商品が並ぶと人気の店ですが、店主は頭を悩ませています。

<丸橋和典店長>
「こちらのブラジル産の冷凍鶏もも肉が1年前から比べると1.5倍くらいに値上がりしています」

苦境の理由は円安です。6月22日の外国為替市場では、円が1ドル=136円前半で推移しました。24年ぶりの円安水準です。

急激な円安によって、海外からの仕入れ値は大幅に上昇。年の初めに比べると全体的な商品の仕入れ値は2倍になっているといいます。

<丸橋和典店長>
「イタリア産のワインですが、今はまだ値上がりはしていないですが、次回の仕入れのタイミングで値上げをする予定」

これまでは、利益率を下げることで販売価格を抑えてきましたが、急激な仕入れ値の上昇でそれも限界に。5月から泣く泣く値上げに踏み切りました。

<丸橋和典店長>
「最初は(値段に)転嫁することを躊躇していたが、これだけ(仕入れ値が)上がると、ほとんどの商品に転嫁しないと(経営が)難しい。早く終わってくれればいいんですけども」

円安などを背景にした物価の上昇は、私たちの生活を苦しめていて、きょう22日公示された参院選でも経済対策が大きな争点となっています。