持続可能な里山づくりを目指そうと宮崎県延岡市で、鳥獣被害の対策などを学ぶ「里山塾」がスタートしました。

「里山塾」は、山間地域が抱える鳥獣被害について専門家から対策を学び、狩猟者の人材育成や農業の担い手確保につなげようと、延岡市がスタートしたものです。

今月6日から3日間にわたって開かれた1回目の里山塾には、県内外から集まった20代から60代までのおよそ20人が参加。

鳥獣対策の基本について学んだほか、わな捕獲の第一人者、原田勝男さんがシカなどを捕獲する「くくり罠」を紹介しました。

(参加者)「農家ではないんですけど、家からできること、集落からできることという話があったので、あしたからできることを実践につなげていきたいなと思っています」

里山塾は、来年3月までにあと3回開催されることになっています。