全国地域安全運動が11日から始まり、宮崎県延岡市では、自転車盗難や特殊詐欺などの犯罪被害防止を呼びかけるキャンペーンがありました。

JR南延岡駅で行われたキャンペーンには、警察や防犯協会のメンバーなどあわせて15人が参加。

駅を利用する人たちにチラシや防犯グッズを配りながら特殊詐欺の被害防止や自転車の鍵かけを呼びかけました。

警察によりますと、県内では今年に入って、8月末までに特殊詐欺の被害を31件確認。
被害総額は1億6350万円に上っていて、去年の同じ時期に比べ2400万円余り増加しています。

また、県内で発生した自転車の盗難は、今年に入って668件と、去年の同じ時期より52件増えています。

全国地域安全運動は、今月20日まで行われます。