台湾の修学旅行の一つ「訪日教育旅行」の高校生が県内を訪れ、長野市の高校生と交流しました。

長野市の長野清泉女学院高校を訪れたのは、台湾の高校にあたる私立天主教曉明(しりつてんしゅきょうぎょうめい)女子高級中学の1年生と2年生およそ60人です。

10日は、日本の2年生と「ミニ運動会」で交流。


パン食い競争など「日本ならでは」の種目もあり、台湾の女子生徒たちも夢中になっていました。


台湾の女子生徒:
「台湾と比べて体育の授業は日本のほうが楽しかった」
「パンをくわえる競技が一番楽しかった」
Q台湾にもありますか?
「ありません」


ランチタイムには台湾の生徒が自身のSNSやメールのアドレスを添えて、現地で人気のお菓子をプレゼントしました。

清泉の生徒:
「初めて見たお菓子がいっぱいですごく楽しみです」

この高級中学の訪問は、2016年から続いていましたが、新型コロナの影響で今回が5年ぶりです。


清泉の生徒:
「台湾の人がやさしく日本語とか頑張ってしゃべろうとしてくれて、楽しくコミュニケーションが取れた」
「(コロナ禍で)海外の人とあまり交流ができなかったので、私自身も経験がないので、すごくいい経験になってよかった」

県観光機構によりますと、ピーク時の2018年度には176団体に上った台湾などから県内への修学旅行や教育関係者の視察は、今年1月に3年ぶりに再開されていて、今年度はおよそ30団体が訪れる予定だということです。