鹿児島市で10日午前、建物に取りつけられていたひさしや外壁が歩道上に落下しました。

歩道上に落ちたひさしと割れた外壁。高さ5メートルほどの場所から落下したとみられています。

近くの住民によりますと、午前11時ごろ、鹿児島市荒田2丁目の騎射場電停近くで、かつて店舗だった住宅に取り付けられていたひさしと外壁の一部が落下しました。

けが人はいませんでした。

(近くの住民)「ガシャン、ガシャンという音が聞こえて、気をつけて通らないといけない」

所有者の家族によりますと、建物は築40年以上の木造2階建てで、15年ほど前までは理容店でした。

高齢の女性が1人で暮らしていましたが、現在はほとんど家におらず、家族は近く外壁の補修を考えていたということです。

道路を管理する県は「今後、所有者に撤去を求めたい」としています。