疑問の声相次ぐ中 改正案可決の見通し
ホランキャスター:
子育てをされてきた山内さんはいかがですか?
山内キャスター:
この条例が施行された場合、私はたくさんの虐待をしてきたのかな、今まで自分がやってきたことはいけないことだったのかなと悲しい気持ちになりました。
日比麻音子キャスター:
私は父も母も働いていたので、弟と一緒にお留守番をした経験が何度もあります。ただ、お留守番の間は親と頻繁に連絡を取ったり、近所のお友達や祖母が助けてくれたので、虐待と思ったことは一度もないです。

山内キャスター:
虐待など児童の問題に詳しい、元大津市長の越直美弁護士によりますと、確かに治安の悪い海外では、学校までの通学バスに必ず乗らなくてはいけなかったり、シッターの利用がしやすい状況になっている。しかし埼玉県の改正案は「県民に負担を押し付けていることになる」と言います。

埼玉県議会は自民党が過半数を占めているので、改正案は10月13日(金)に可決する見通しで、2024年4月に施行されます。賛否の声が高まる中、自民党県議団に取材を申し込んだところ「メディアの取材は一切お断りしています」という回答でした。
ただ、10日にも県議団で話し合い「今後の方向性を示す」とのことですので、動きはあるかもしれません。
ホランキャスター:
可決させようとしている皆さんは家庭で何が起きているのか理解しているのでしょうか。とても気になりますね。