明治や大正に建てられた歴史的な建造物や文化施設が集積する兼六園周辺。このレトロ建築を楽しむ新しい観光スタイルがいま人気を集めています。

どこか懐かしさを感じる空間に、編み上げのブーツがずらりと並びます。私(MRO兵藤遥陽アナウンサー)が訪れたのは金沢市広坂の「レトリズム」。明治・大正レトロ文化の発信拠点にしようと石川県が9月30日、石川四高記念文化交流館にオープンさせたレトロ衣装体験ルームです。

Retrism 宮梢 店長
「着物と帯と袴とブーツがセットになったプラン。金沢の街を歩いてもらうのをブームにようと思って袴スタイルを推している」

私も早速、袴とブーツを掛け合わせた、一番人気の“女学生スタイル”に挑戦。

兵藤アナ
「じゃーん!どうでしょうか…すごく可愛くてテンションあがります」
Retrism 宮梢 店長 
「ポイントはグリーンと赤のコントラストですね。(着物にも)ちょっとグリーン入っているので全部のトータルバランスがばっちりになっています」
兵藤アナ
「着るだけで早く金沢歩きたいと思いますね」

石川県ではレトロな衣装に身を包んでもらいしいのき迎賓館や国立工芸館など数多く集積する近代建築の新たな魅力発信につなげたいとしています。皆さんもこの秋、袴×ブーツスタイルでこれまでと一味違う街歩きを楽しんでみませんか。