今年度上半期の岩手県内の企業倒産は29件で、過去10年の同じ時期としては2番目に多くなりました。

東京商工リサーチ盛岡支店によりますと、今年4月から9月までの負債1000万円以上の企業倒産は去年の同じ時期より5件多い29件で、負債総額は39億9500万円でした。
倒産件数は過去10年でみると31件で最多だった2017年に次いで2番目です。産業別では「サービス業他(ほか)」が12件、運輸業が4件と続いています。
東京商工リサーチ盛岡支店は「今までは中小・零細企業が中心になっているが今後は中規模、大規模の倒産もありえる」と指摘しています。