急な冷え込みで市内の商業施設では変化もでています。

(記者)「午前10時ごろの鹿児島市、気温は22度。先週の同じ時間は28度だったので6度も低い。風はひんやり、町の人も長袖姿が目立つ」

商業施設の売り場もすっかり秋冬の装いに。こちらの店では先月からニットやカーディガンなどの秋冬商品の販売を始めました。日中の気温が高い日が続いたため、手を伸ばす人がほとんどいなかったと言いますが…。

(マルヤガーデンズ広報室 松見千種室長)「今週に入ってお客さんの商品へのさわりが増えてきている。週末にかけて気温低下というニュースを見て購入を検討しているお客さんが多い」

とくに朝晩の冷え込みが強くなり厚手のパジャマやふとん、毛布などを購入する人が多いということです。秋の行楽シーズンが始まり、日中外出先で身に着けるアイテムも注目されています。

(マルヤガーデンズ広報室 松見千種室長)「旅行や国体でのスポーツ観戦など外に出る機会が多いので1枚羽織るだけとかフェルト生地など厚めの帽子もそろっているので、触ってみて体にあてて感触を確かめるお客さんも多い」

あたたかさは、体の中からも。

(記者)「肌寒くなると食べたくなるのが鍋。手軽におなかも心も温まるお鍋の素が豊富に登場」

寒い日の定番、鍋コーナーも本格化。おととい4日までに比べ、鍋の素を手にとる人は倍以上になっているということです。

店では6日新たに薬膳系の鍋の素などを追加し、多種多様な10種類以上が並びます。さらに新登場したのがお鍋の「〆」。定番の中華めんやに加え、お餅や春雨、秋田県のきりたんぽなど、最後まで自分好みのお鍋を味わえます。

こちらの雑貨店では温かい飲み物をそろえたコーナーを展開。中でも、リンゴやゆずの紅茶、鹿児島県産の安納芋を使ったラテなど実りの秋を感じるランナップが人気です。

(マルヤガーデンズ広報室 松見千種室長)「急に冷えを感じる季節。自分のライフスタイルに合わせた商品を選んでいただければ」