7日に開幕する鹿児島国体
弓道成年女子の宮崎県代表に注目します。チーム一丸となって全国の頂点を目指します。

8月に行われた九州大会で出場権獲得

弓道・成年女子の宮崎県チーム。
8月に行われた九州大会で、見事、鹿児島国体への出場権を掴みました。

国体の弓道は、近的と遠的の2種目。
近的は、わずか直径36センチの的を28メートル離れた位置から、遠的は直径1メートルの的を60メートルも先から狙います。

集中力が求められる弓道で今回国体に出場するのは、3人。

先輩後輩で切磋琢磨 「大前」後藤蒼依選手・「中」川崎月菜選手

1番手に矢を射る「大前」という役割を任されているのは、後藤蒼依選手。
プレッシャーに強い後藤選手は、チームに流れを作ります。

(後藤蒼依選手)
「自分の射をどれだけできるかがやっぱり大会の結果に繋がってくるので、緊張してても自分の射が最大限できるように頑張っていきたい」

また、2番手の「中」という役割を任されているのは、川崎月菜(るな)選手。
性格も射もまっすぐで、監督いわく、「チームの要」となっています。

(川崎月菜選手)
「この成年女子の3人で上がれるところまで上がっていきたいし、そのために自分も力になれるように精一杯頑張りたい」

そんな2人は、三股中学校と都城商業高校の先輩と後輩。
これまで、切磋琢磨し、お互いを高め合ってきました。

(後藤選手)「ライバル?」
(川崎選手)「ライバルの関係でいられました」