毎日、何時間寝ていますか?
10月2日、厚労省は「睡眠指針」の改定原案を公表しました。
大人は6時間以上、小学生は9〜12時間寝た方がいいということです。
日本人の睡眠時間は“最下位”

OECDが2021年に出した「睡眠にあてる平均時間」。
調査した33か国の中で、日本はなんと最下位です。
1位:南アフリカ(9時間13分)
2位:中国(9時間2分)
3位:アメリカ(8時間51分)
・・・
31位:ノルウェー(8時間12分)
32位:韓国(7時間51分)
最下位:日本(7時間32分)
さらに、厚労省が発表している「国民健康・栄養調査(2019年)」によると、
平均の睡眠時間が6時間未満の人の割合は、男性が35.7%、女性は40.6%。
日本人の睡眠時間は先進国の中でも最低レベルということがわかっています。
睡眠不足で肥満に!?健康リスクも

≪成人の場合≫
睡眠時間が極端に短い場合
肥満・高血圧・糖尿病・心疾患・認知症・うつ病の発症リスクが高まると言われています。
5時間未満だと、肥満リスクは1.13倍(5時間以上と比較)
6時間未満では、心血管疾患発症リスクが4.95倍(7時間以上~8時間未満と比較)になることも分かっています。
恵俊彰:
不思議だね。なんか寝ない方が痩せそうだけど、逆なんだね。しっかり寝ないと太っちゃうんだ。
≪子どもの場合≫
睡眠不足による
肥満リスク・抑うつ傾向・学業成績の低下・幸福感の低下
が既に報告されているということです。